楽しいお店づくりをマネジメントする。
さて、前回良いお店を作る為にはどうすれば良いか?
それは楽しいお店にすることだと書いたわけですが、では実際どうしていけばいいのか?
当然、やりたい放題の自由なお店というわけではありません。
居心地の良い「環境を作る」これが最大の仕事であると言えます。
その為に経営者、店長は何をすれば良いのでしょうか?
楽しいお店に出来る店長の仕事とは
その答えは「信頼」「人望」です。
この店長の為だったら頑張ろう、ちょっとしんどくても「店長を楽にしてあげよう」
そう思わせることが大切です。これは経営者も同じ事で
まずは社員、アルバイトなど従業員の事を自分が大切にする事が重要です。
別の所でまた書きますが、それぞれが何を求めここにいるのか?
そしてそれを知る為には「コミュニケーション」が必要不可欠なのです。
福利厚生の充実
例えば飲食店なら「賄い1食無料」カフェなどなら「ドリンク1日3杯無料」
勤務外でも利用なら従業員割引などは良くある手ですが、
そもそも自分が行きたいと思うお店でないと意味がありません。
ですが、一人暮らしの学生などをメインのアルバイトが多い地域なら1食だけでも非常に大きなメリットです。
また交通費や、そのほかのメリットが多い方が良いに決まっています。
ですがお金がかかりますよね?
これを無駄な出費と考えるか福利厚生・従業員募集費と比較した時に
どちらが多いかちゃんと計算して可能な限りの所を充実させていくことも環境を作るという事では大事な事です。
賄いはできるだけ一緒に作り、食べる。
すごく腕のいい料理長が全部お任せで作ってくれる!
という所もありますが、一緒に食べる人の分をメインは料理長が、一品は自分たちで作らせるようにします。
例えはサラダや唐揚げなど簡単な物でも構いません。
そして何より一緒に食べる。これは非常に大切です。
飲食店の人間は割とご飯に時間をかけずさっと済ませてしまうのでわかりづらいかもしれないですが、
「同じ釜の飯を食べた仲」とは良く言ったもので同じ空間で食べる事によって仲間意識が芽生えこれだけで職場にくる楽しさ職場の離職率が下がるのです。
また誰かが急病になった時に、誰々さんが代わりを探している。
困っているなら…と、ヘルプに入ってくれる可能性も高くなるのです。
料理を一緒に作り、または教えてあげる事は彼ら彼女らの将来の役にも立ちます。
家族を持っている主婦であるなら子供にお店の味を作ってくれるすごいお母さん!
と子供からの評価も高くなると職場だけではなく実生活にも役立ちます。
※【追記】コロナ禍で一緒に食べる事を推奨しない流れになってしまいましたが、それでも一緒にいる時間話せる時間を設ける事は重要と考えます。それ以外の所で何かできないか各店舗や、事業所で模索しかないですね…